「宇宙を駆けるよだか」を見ての個人的な感想を綴る

「愛されるべきは外見か、中身かーー。」ってこのキャッチコピーがしんどすぎて、宇宙を駆けるよだかの視聴を躊躇ってしまう。
愛しさと切なさの渦に巻き込まれている友人と重岡くんを分かち合おうと思ったけど、その前に自分的鬱要素満載なこの言葉に呑み込まれそうなわたしである。

— ちい (@Chii8Co) August 1, 2018

こんなツイートをしていたけど、一昨日やっと「宇宙を駆けるよだか」を見終わった。わたしは自己肯定感の低さと共に生きてきてる海根さんタイプなので、始終感情移入しっぱなしでなかなか辛い全6話だった。

友人の影響なのか、重岡君ごちそうさまでしたってほど、火賀くんにハマってしまった。最初から最後まで火賀はくんは美しかった。わたしにとって重岡大毅くんのイメージは未来のミライのくんちゃん。ばり似とるやん。くんちゃんにしか見えんやん。髪型・輪郭・歯の感じとかニカーッて笑った感じとか。

 

 やっぱり似てる。

4人の演技が本当に素晴らしくてぐいぐい引き込まれていった。何より重岡くん演技上手くてびっくりしたし（神山くんも）名前と年齢くらいしか知らなくて本当にごめん、エイト好きなくせにWESTくん達のこと小瀧くんと流星がツインタワーって呼ばれてるとかそんなことしか知らなくてごめん！！！って全力でスライディング土下座。

神重コンビにはこんなWESTド初心者のわたしでもエモさしか感じなかった。なんだこの尊さ。

入れ替わった後の演技は圧巻で、火賀くんがシロちゃんにしか見えなかったし、シロちゃんは火賀くんにしか見えなかった。やっぱり長年一緒にずっとやってきてお互いのことを理解してるからなせる業であり、彼らのポテンシャルの高さを見せられた気がした。

もっとWESTくんたちのパーソナリティを知ってこのドラマを見ていたら、重岡くんに恋するくらい彼の演技を事細かに見ていちいちハートマーク飛ばしてたかもしれないなぁ。

わたしは始終海根さんサイドで物語を見てしまっていて、ひたすら辛い気持ちとか、苛立ちとか、思い出したくない過去の自分とか、どうしようもない気持ちとかと一緒に見てたから。

4人の感情表現とかナチュラルな演技でどんどん世界観にはまっていった。見てよかったなと思える面白いドラマだった。火賀くんは割と重岡って教えてくれた友人は重岡くんの沼に落ちてるんだけど、その気持ちがほんの少し理解できた気がする。よだかをプッシュしてくれた友よありがとう。

と、ここからはよだかを見て感じた超個人的な感想。

（ネタばれという程でもないですが一応スクロールで。）

ブスに人権ないのが前提なんだなって感じて心が折れた。

見終わった後もやっぱりブスに人権はないのか…と。

ブスはブスなりに明るく逞しく生きていかなきゃ、心まで卑屈でブスとか最悪かよ！って言ってることすっごくよく分かるんだ。なんせわたしも卑屈で自己肯定感の低さにまみれて生きてるから。

でもさ、その自己肯定感の低さとか卑屈さはお顔の良い人たちによって作られてるんだよ！ずっと自分はダメなやつなんだなって刷り込まれて生きてきてるけど、それ刷り込んだのかっこ可愛い君たちだから！！！って卑屈爆発させちゃったよ。その人の顔が良いか悪いか、それを判断するのはどうしたって他人なんだもの。

かっこ可愛いお顔の良い火賀くんもシロちゃんもあゆみも、最初から最後まで美しかったなぁ。キラキラ生きてきた人たちには分からないと思うんだよあの孤独。

あゆみは「海根さんはいつも一人だったのかもしれない」って言うけど、海根さんと入れ替わって海根さんの日常を体感したからって、海根さんの孤独を分かった気にならないで！って思っちゃった。本当の孤独はぜっっったいにあゆみには分からないと思う。いつもキラキラ生きてきたあゆみには、例え海根さんになっちゃって海根さんとして生活していたとしてもあの深い孤独は絶対に分からないと思うんだ。

3人とも顔だけじゃなくて心まで美しかった。

顔もよくて性格もいいなんてさ、ずるい…。

だから海根さんの「自分を認めてくれる人がたった一人いるだけで世界は大きく変わる」って言葉が重くのしかかってきた。本当にたった一人いるだけで、たった一人居てくれるだけで世界が変わる。止まっていた世界が周りだして、自分が存在していいんだって思えるから。

わたしも超絶辛くて消えたかったそんな時に、わたしのことを助けてくれた友人がいて。その時の暗闇から抜け出せたようなまるで自分のいる世界が生まれ変わったようなその感覚と、救われたんだ、わたし生きてていいんだっていうあの涙がでる感覚は今でも忘れられない。その子はわたしの命の恩人。

最後海根さんを認めてくれるみんながいたけど、海根さんがもっと幼い頃に火賀くんやシロちゃんやあゆみのような人たちに出会えてたら、海根さんの生きる世界は全く違う世界になっていたんだろうにな、こんなに辛くて苦しい思いしなくて良かったんだろうになって思えて涙が。

海根さんの笑顔が見れて少し救われた気持ちになったけどね。

重たい気持ちで視聴してしまったので、今度は重岡大毅～～～～！！！！！ってなりながら見たいな。重岡大毅の魅力をもっと教えてください。熱く語ってくれる方大募集。ちなみにわたしは重岡君の沼へ沈み込んでる友人から送られてきたラジオで、重岡君が「嫁」呼びしているのがたまらなく好きでした。